私の故郷「安徽合肥」
こんにちは、Mr.Yでーす。日本に来てから6年あまり、ほぼ年一回帰国していた私は、コロナ禍で1年半以上中国に戻れませんでした。この事態はいつまで続くのがわからなくて、ふるさとが恋しくてしょうがないですね。まぁ、とりあえずコロナが収まるまで我慢しようと決断しました。
(それ以外に方法はないですね)
このような気持ちを込めて、今回のテーマを決定しました。
私の故郷——安徽合肥を皆さんにご紹介します
合肥の由来と歴史
合肥、古称庐州または合淝。中国の華東地区、安徽省の中部、上海の西約400㎞に位置しています。
东淝河と南淝河が交わるところにあるため、合肥(东淝河と南淝河が合流するの意味)という名がついたといわれています。始皇帝26年(紀元前221年)に合肥県が設立され、今まで2300年歴史を有している古都であり、「三国故地、包拯家乡」としてもよく知られています。その後、時代の変遷に連れて、1952年に安徽省の「省会」として、合肥市が成立しました。
三国のゆかりの地
この写真は合肥にある逍遥津公園の入り口です。私は子供のころ、家族と一緒に逍遥津公園へ遊びに行くことが大好きだったのです。入り口にある謎のおじさんの銅像があって、台座に”威震逍遥津”と刻まれています。一体誰だ?なんで偉そうな言葉が書かれているの?この人は正に三国時代の魏国名将ーー張遼(zhāng liáo)です。
張遼(169年~222年)、字文遠、雁门马邑県(今山西省朔州市)出身。後漢末の動乱期に丁原・董卓・呂布に仕えた後、曹操の配下となり軍指揮官として活躍した。
建安20年(215年)、合肥の戦、張遼はただ800人の兵士を率いて、呉国の10万大軍と戦いました。張遼は鎧を着込み戟を持ち、自ら先鋒となって敵陣へ突撃し、敵兵数十人と2人の将校を斬り、孫権まで迫ったので、孫権は戟を持って戦いつつ退走した。この一役を通して、張遼の武勇は江東にも広く轟いたので、「张辽止啼」という逸話もあります。この地は1800年前になんと壮大な戦場となり、数十万人がここで戦っていたことを今までも語り続けています。
歴史上の有名人
2300年歴史を持つ千年古都として、合肥出身の代表的な歴史有名人を紹介します。
包拯
包拯(bāo zhěng):(999年-1062年)、字希仁、庐州合肥県出身,北宋の政治家。包公、包孝肃とも呼ばれています。包拯は宋仁宗の時代に仕え、科挙試験で進士に及第し、大理評事、建昌知県、枢密副使にまで昇り詰めた。その間約26年に数多くの職を経ていました。
安徽省合肥市包河区にある包公園です。認定されたの4A観光スポット、中には包孝肃公祠、包公墓、清風閣などスポットがあり、包公の生涯を紹介する史料文物も多く陳列されています。いろいろな角度から包公の“忠、孝、清、廉”の一生を観光客の目の前に展開しています。
李鴻章
李鴻章(lǐ hóng zhāng):(1823年2月15日—1901年11月7日)、字渐甫、または少荃。安徽省合肥県磨店郷出身、中国清代後期の政治家、外交家、軍事家です。
1896年の李鴻章です
写真は安徽省合肥市合裕路の南侧にある李鴻章享堂です。清朝光绪二十八年(公元1902年)に完成され、面積は2500平方メートル、清代後期風の建築です。中は西の墓園、真ん中の享堂と東の倉庫3つの部分に分かれています。
入り口の牌楼に「钧衡笃祜」が刻まれています。李鴻章は国家の責任を担って、美徳がある人だと称賛するという意味です。
美味しい食べ物がたくさん
安徽省は中国の八大菜系の一つである徽菜の発祥地としておいしい食べ物がたくさんあります。それではいくつの名物料理を紹介させていただきます。
臭鱖魚
臭鱖魚(chòu guì yú)は新鮮なケツギョを塩漬けして、そのまま数日(夏は3日、冬は一週間程度、)置いといて、その後は醤油や鷹の爪など調味料を入れて調理するの煮物です。私は最初に食べたときは匂いが臭かったですが、、一口食べたらやはりおいしくて止まらなかったです。
しし唐など辛い物が入っているが、全然辛くなくて、味はしょっぱいです。
火腿燉甲魚
火腿燉甲魚(huǒ tuǐ dùn jǐa yú)はスッポンに中国ハム、豚肉少々、椎茸、または香油など調味料を入れて1時間をかけてじっくり煮て、珍味の煮込みです。スッポンの肉は柔らかく、ハムなどを入れることによって、スープを飲んでもおいしいですよ。
火腿燉甲魚(中国ハムとスッポンの煮込み)
まとめ
本日は私の故郷ーー安徽合肥を簡単に紹介しましたが、まだお伝え出来なかった部分もたくさんあると思います。興味がある方はぜひ一回、安徽省に旅行でも行ってみてください。歴史発見の旅であれ、グルメ旅であれ、絶対にいい体験にはなると思いますよ。
それでは、また次回に会いましょう。
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三国故地、包拯家乡:三国時代のゆかりの地、包公の故郷
省会:省の経済と文化の中心、省政府の所在地。
新感覚の中国語学習ブログを紹介します
中国語勉強中の皆様、こんにちは!
新感覚の中国語学習ブログへようこそ!
奮闘の道にはもう一人じゃない!これから私も味方になって、このブログでたくさんの中国語勉強に関連する記事を続々公開しま~す。
最初のブログなので、
私は現在、日本のある上場企業に勤めていますが、時々中国語を学習している日本人に勉強のアドバイスもしています。出身地は中国安徽省合肥市です。北京、上海、広州など大都市はよく皆さんがご存じですが、「安徽省はどの辺?」、「合肥市?」という質問を持つ方が多いではないかと思います。
中国の地図をご覧ください。
安徽省といえば旅行の名所がたくさんあります。黄山、九華山、天柱山など名山をはじめ、三国時代のゆかりの地や中国清代の欽差大臣李鴻章の故郷まで、自然観光と人文観光を満喫したい方にとっては最適です。
私の故郷についての記事も後日公開する予定ですので、ぜひ興味がある方は読者になるボタンを >_<
次は本ブログの3つの特徴を紹介します。中国語学習にはかなり効果的です。
1、記事はすべて中国関連
なぜかというと、言語を勉強するには興味が一番大切だと考えているからです。中国語を勉強する前に中国に興味を持たないとなかなかうまく進められないケースが多いです。そのため、本ブログは中国関連の内容を幅広く提供します。
2、テキストに書かれた内容は無し
中国語の教本に従って勉強するのがもちろん重要ですが、本ブログは体系的な学習をサポートする役割なので、基本はテキストから習得した内容を深く理解するための内容を提供します。
3、基本は日本語で記事を作成しますが、中には中国語も出てくる
言語は使えば使えるほど上達になりますので、本ブログではすべての記事は中国語と日本語2言語で書きます。なぜならば、単語や熟語は単に覚えるだけではなく、文脈を理解し、例文を作れのが目的です。日本語の記事を読んでいる途中、突然中国語が現れて、一体どういう意味なのかさっぱりわからないが、文脈によって何となくわかるという場合もますよね。このような文章を通じて、単語と熟語の使い方を学ぶだけではなく、ニュアンスまでもわかりやすいです。もちろん、記事の最後は日本語の訳文がついているので、自分の理解と合っているかをチェックしましょう。
さて、せっかくなので、中国語勉強の重要なポイントを公開します。実は言語を習得するにはどの言語でも同じ、周りの環境と地道に努力することが不可欠です。くだらない話かもしれませんが、完全にこの2点をクリアできる学習者は多くはありません。
周りの環境
言語を習得するため、その国へ行って、生活をしながら勉強するのがベストです。
私は当初、五十音表も完全に暗記できないまま来日しました。その後日本語学校を通い、日常生活中でも日本人と話して、日本語を勉強しました。そこから1年後は日本語能力試験N1を合格しました。しかし、このような私は中国にいた頃、日本語を3ヶ月勉強しましたが、五十音表も暗記できず、なかなか進められませんでした。結局【劳民伤财】(注1)です。
今はコロナ禍でなかなか安易に海外へ行くことができなくて、国間の移動もかなり難しくなっています。このような状況がいつまで続くのがわからないので、私は中国語を学んでいる日本の皆様のため、勉強の「環境」を作りたかったです。これも私はこのブログを開設した理由の一つです。
地道に努力すること
私は日本にいる中国語を勉強している日本人に聞いてみたら、
「学問に王道なし」、これらの難点を克服する為、
しかし、中国語と日本語は近い表現(単語、熟語など)が多いで
ここまでお読み頂いた方に心から感謝を申し上げます。もし聞きたいことや、
私はこのブログを活用して、中国語学習に役に立つコンテンツを公開します。
それじゃ、次回に会いましょう。
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注1【劳民伤财】
訳:人的資源と物質的資源のいずれをも浪費すること。
注2【对于语言学习,兴趣是非常重要的】
訳:興味は言語の学習にとってはとても重要なのです。